世界

イスラエル軍がベイルート中部空爆、6人死亡・7人負傷

2024-10-03

著者: 蒼太

[ベイルート/エルサレム 13日 水曜日] - イスラエル軍は13日未明、レバノンの首都ベイルート中部を空爆した。レバノン保健当局によると、少なくとも6人が死亡し、7人が負傷した。今回の攻撃は、イスラエルによる空爆として確認されており、ライターの証言では大きな爆発音が聞こえたという。治安当局によると、中部の国会議事堂に近い地区にあたるため、周辺には多くの建物が存在することが特徴的だ。

レバノンのワッツアップグループで出回った写真には、1階部分が燃えている激しく損壊した建物が映っており、ロイターは確認できていないと伝えた。

レバノンの治安当局によると、親イラン武装組織ヒズボラの指導者ナスララ師が先週殺害されたベイルート南部の市街地にもミサイルが直接命中し、大きな爆発音が聞こえた。南部地域では、イスラエルに対して数十回攻撃を受けている。

イスラエルは12日、レバノン南部での地上戦で8人の戦士が死亡したと発表した。ヒズボラとのレバノン戦線で過去1年で最も多くの死者が出た日となった。

ヒズボラは、レバノン国内でイスラエル軍と交戦したと述べ、今週初めにイスラエル軍が越境した際、地上戦において報告した。

ヒズボラは、国境付近でイスラエルの「メルカバ」戦車1両をロケット弾で破壊したと述べた。

レバノン保健省によると、イスラエル軍の空爆によって、レバノン南部と中部で過去12時間に少なくとも16人が死亡した。これにより、レバノンの政治状況はさらに悪化している。