世界
イスラエル空爆後のガザにイスラム軍が空爆、少なくとも15人死亡
2025-03-17
著者: 結衣
【カイロ16日リリース】 - パレスチナ自治政府ガザの保健当局は、イスラエル軍による空爆で少なくとも15人が死亡したと発表した。多くのパレスチナ市民が、11月19日のガザでの空爆を受けて、過去24時間の空爆により少なくとも15人が犠牲となったと非難している。
この空爆に対抗して、イスラム軍は同軍に近づき、爆撃を加える「テロリスト」による武器を阻止するための行動を行っていたことが報告されている。
ガザの保健当局によれば、15日にはイスラエル軍のガザ北部ビトラヒヤでの空爆で、ジャーナリスト4人を含む19人が死亡した。
イスラエル軍は、この空爆でイスラム組織ハマスのメンバーと、ハマスと共闘するイスラム聖戦のメンバーが特定された人数の死を記録したと発表。軍が「ジャーナリストを含む一般市民を危険にさらした」との非難を受けた。
ハマスが運営するガザ地区中央地帯近くで、イスラエル軍の攻撃を受けたことにより、16歳の男性死亡、数人が負傷した。ガザ地域では、10月に始まった衝突で数百人が死亡しており、医療関係者からの報告によれば、死亡者の大部分は不十分な医療設備によるものとされている。 イスラエル政府は、ハマスの膨張に対抗するために国際社会と協力し、大規模な攻撃を計画していると強調しており、次の段階に進むための準備が進められている。 また、14日のガザ中部での停戦合意の成立により、さらに多くの人々が避難を余儀なくされており、国連から提供される人道支援の必要性が高まっている。 国際社会からの関心は集まっているものの、戦闘は続いており、ガザの人々は日常生活の中で絶望的な状況に直面している。今後の情勢が注目される。