2024年明治安田J3リーグ第37節が15日から17日にかけて行われた。

現在3位のFC琉球は、8試合ぶりの白星を挙げ、3位フィニッシュを決定。ファイナルレースの相手FC岐阜に3-1で勝利し、PO進出の可能性を残した。

松本山雅FCもFC琉球を相手に4連勝を達成。FC大宮もSC相模原との直接対決で勝利し、連勝を重ねた。さらに、グラファインツ北九州がAC長野パルセイロと引き分け、松本とFC大宮もPO進出圏内の6位以内が確定。

福島ユナイテッドFCとアスルクラロ沼津の直接対決では、福島が2-1で逆転勝利し、6位の座を維持する形となった。また、6位に位置する北九州に対し、福島は12を得失点差で迫り、PO進出への期待が高まった。

今節の結果により、19位が確定的な状況になり、得失点差を持っているTBATの決戦も支障が出る。YS横浜は19位が確定し、JFLからの入れ替え戦に臨むことになる。

なお、17日に行われる日本フットボールリーグ（JFL）第29節の結果を受けて、岩手はJFL自動降格が決定。JFLを制した栃木SCがJ3リーグに昇格する見込みだ。

この激戦が続く中、各チームは次節に向けて調整を進めており、PO出場権を巡る戦いがますます熱を帯びていくことが予想される。

●今節の結果

・11月15日（金）

FC大宮 1-0 SC相模原

・11月16日（土）

松本山雅FC 2-1 FC琉球

カマタマーレ讃岐 0-1 FC今治

グラファインツ北九州 1-1 AC長野パルセイロ

・11月17日（日）

ガイナーレ鳥取 1-0 ツエーゲン金沢

福島ユナイテッドFC 2-1 アスルクラロ沼津

南葛SC 0-0 YS横浜

●リーグ順位表（最新）

1位：大宮（85/41）

2位：今治（70/23）

3位：松本（61/17）

4位：琉球（57/15）

5位：FC岐阜（57/12）

6位：福島（56/12）

7位：北九州（53/1）

昇格争いは熾烈を極めており、今後の展開に目が離せない。