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【角田裕毅F1第22戦分析】初日からプレス改善に成功「9位が精一杯。持っている力を出し切れた」一方ライバルとの差も痛感

2024-11-24

著者: 愛子

今年のレースは、昨年よりも乾燥しているので、レースでタイヤの使い方がポイントになると思います。

F1第22戦ラスベガスGPの予選で7番手に入り込んだ角田裕毅(RB)は、土曜日のレースの展望をこう語った。今年のラスベガスGPは昨年よりも気温が低く、タイヤのウォームアップに苦しむドライバーが少なくなかった。角田もそのひとりで、初日のフリー走行1回目では19番手に沈む結果となった。

しかし、チームは分析と改善を進め、午後のセッションではその影響が出て、結果として7番手に位置することができた。角田選手は「セッションでできる限りのデータを取得し、セッティングを調整したので効果があった」と語り、自らの成長を感じている。

特に予選を通じて彼が示したのは、持てる力を最大限に引き出すことへの意欲だった。しかし、ライバルとの厳しい競争の中で「自分の限界も感じた」と言い、次のレースに向けてさらなる改善が必要だと認識している。

一方で、角田の成績はチーム全体にも影響を与えており、良い結果を出すことで、今後のレースに向けた自信につながるだろう。チームはこれからも彼の成長を支え、さらなる高みを目指すことが期待される。