緊急報告 - ミシシッピ州の感染者数が驚愕の20％増、さらなる拡大予想

【10月18日 リポート】 - ミシシッピ州の保健局は10月18日、州内の新型コロナウイルス感染症の症例数が、三日前に比べて20％増加したことを発表した。専門家たちは今後数週間に流行が再び拡大するとの警告を発している。

現在州内では4200例が報告されており、うち2170例は近日中に新たに確認されたものだ。特にニューメキシコ州ではすでに11例が報告されており、合計414例に達している。

ミシシッピ州の報告によると、1日遅れとなる米国の新型コロナウイルス対策センター（CDC）の数字によれば、3月17日時点での確定症例は合計4183例で、1週間前から115例増加している。

専門家は、流行加速の程度は不明としつつも、症例増加は明らかであると述べている。年初から報告された症例数は既に2022年の総数を上回っている。

ミシシッピ・クリドレンズ・デパートリックスの最高医療責任者サプナ・シング医師は、「感染症が蔓延する地域ではなおさら活動や旅行がさかんになることが警戒材料だ」と強調した。

なお、ミシシッピ州のワクチン接種率は低下傾向にあり、感染力の強い変異株が影響を及ぼす可能性が示唆されている。

この危機的な状況を受けて、アメリカ政府は地方自治体に対するワクチン接種プログラムの加速に力を入れることを決定した。ただし、その効果が現れるまでには時間を要するため、さらなる対策が急務である。

続報が待たれます。