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金の国内小売価格、最高値更新!2カ月半ぶりの高騰

2024-10-07

著者: 蒼太

金(ゴールド)の国内小売価格がおよそ2カ月半ぶりに最高値を更新しました。主要な金属商社である田中貴金属が7日に発表した小売価格は、前週末に比べ137円(1.0%)高い、1グラム3978円となりました。この価格は、歴史的な高価格帯に突入していて、昨今の国際市場が過去の高値域へと推移しているのが影響しています。

国際市場での金価格の上昇により、輸入価格が高騰しており、それに伴い国内でも小売価格が引き上げられています。金は、安全資産としての魅力が再評価され、特にインフレ懸念や地政学的リスクが高まる中で投資家に選ばれやすくなっています。

また、最近の報告によると、経済の不確実性が続く中、金の需要は依然として強く、宝飾品や投資用に金を購入する動きが加速しています。専門家は、今後も金の価格は高止まりする可能性があると警告しています。この波の中で、投資家はどう動くべきかを真剣に考える時期に来ています。