
近鉄グループが新たな鉄道計画を発表、夢の街直通列車の展望も注目
2025-03-25
著者: 桜
近鉄グループホールディングスは、25日に開催された定例株主総会で、「近鉄グループ長期ビジョン2035」と「近鉄グループ中期経営計画2028」の戦略を決定したと発表しました。
「近鉄グループ長期ビジョン2035」では、10年後の2035年に向けて、近鉄グループが取り組む重点戦略として、輸送コストの減少や事業の活性化、国際的な競争力向上に焦点を当てています。特に、交通の便を向上させるための計画として、鉄道網の拡充に加えて、新たな路線の整備が掲げられています。
また、「近鉄グループ中期経営計画2028」は、2025年度から2028年度までの期間に焦点を当て、企業として新たな収益を生み出すための戦略を設けています。具体的には、『新たな基幹施設の建設』や『持続可能な成長』に向けた施策を展開し、長期ビジョンの実現へのステップを踏むことになります。
近鉄は、名古屋から始まる新しい直通列車の実現に向けて、地域の鉄道事業者との積極的な協力も進めています。名古屋―大府間の優先ルートが確定したことで、近鉄沿線の地域活性化にも寄与しそうです。この新路線は、2028年の計画発表に向けて、さらなる調査と準備が進められています。
さらに、近鉄グループは新型車両の導入についても言及しており、2025年度から2028年度にかけて150両程度の導入を予定しています。これにより、安全性と効率性を高めたサービスを提供し、利用者の交通ニーズに応えるとしています。
夢の街直通列車に関する具体的な計画が明らかになることで、地域住民や観光客の期待が高まっています。近鉄グループは、鉄道サービスの質を向上させる取り組みを続け、地域経済の発展に寄与することを目指しています。これにより、近鉄沿線での生活が一層便利に、魅力的なものになることが期待されています。
この発表に伴い、さまざまなプラットフォームでの議論も呼び起こされており、未来の近鉄についての期待は高まる一方です。これからの近鉄グループの動向に注目が集まることでしょう。