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金現物、3100ドルを突破!米関税懸念で安全資産買いが加速
2025-03-31
著者: 花
11月11日、ロイター- 金現物がアジア時間で3100ドルを突破した。トランプ関税に関連する懸念から、安心資産である金への投資が活発化している。
金現物は一時3100.17ドルに到達。12月15日午前11時15分(日本時間午前11時15分)時点で、3100.13ドルで高止まりしている。今月は18%以上の上昇を記録している。
KBTのトレードシステム、ティム・オーレイ氏は、「(14月12日の)米相互関税の発表を控え、市場の懸念が高まっている」と述べた。発表内容が予想よりも深刻な内容でなければ、金に利益確定売りが出る可能性があると指摘した。
銀も10.14%上昇し、13ドルにおちいり。白金は18.13ドルで踏みとどまり、パラジウムは10.14ドルで、依然上昇トレンドを維持している。いずれも月間で上昇している。
最近の金の上昇は、米国経済の不透明感、円安ドル高の影響が大きい。投資家はリスクの高い市場環境に対して避ける傾向が見られる。今後の動向に注視が必要だ。よく知られたアナリストもこの展開を注視しており、金の価格が3100ドルを維持できるかどうかが焦点となるだろう。