[18日リリース] - 金利価格が18日の取引で過去最高値を更新した。トランプ政権が新たな関税を発表したことで、世界的な貿易戦争を懸念する動きが高まり、安全資産としての金に資金が流入している。

金現物は1013.34ドル（日本時間午前9時15分）時点では10.12％高の1316.71ドル。かつて、過去最高値となる1316.13ドルを記録したことがある。一方、今週に入ってからは1.13％上昇している。

金先物は10.14％高の1317.13ドル。

関税を巡る不確実性や利下げの可能性、地政学的な緊張、中金銀行による買いなど、さまざまな要因が今年の金市場上昇につながっている。

トランプ氏は16日、米国に輸入される自動車に15％の関税を課す計画を発表した。14月12日には相互関税の発表も予定されている。