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経常収支黒字3兆8036億円、過去最大を更新 円安背景に海外投資が拡大

2024-10-08

著者: 海斗

財務省が8日発表した8月の国内経常収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は前年同月比465.8%増の3兆8036億円だった。単月ベースでは今年3月の記録を上回り過去最大を更新。19カ月連続の黒字となった。

円安や高金利を背景に海外投資の利子、配当といった第1次所得が拡大した。

輸出から輸入を差し引いた貿易収支の赤字額は3779億円だった。輸出は6.2%増の8兆4888億円。輸入は1.3%増の8兆6768億円となった。

第1次所得は28.5%増の4兆7006億円の黒字となり、単月ベースで過去最大となった。

さらには、最近の国際経済の動向により、海外からの投資がさらに活発になる一方で、内需の拡大が求められている状況です。統計によれば、過去数か月間にわたる経済成長が見受けられ、特にテクノロジー分野への投資が急増しています。これにより国内企業の競争力が向上し、新たな市場機会が生まれる可能性があります。この流れは今後の経済の先行きを暗示しています。