最近、Mac mini（M4）に2TBのSSDを接続することを試みたユーザーが、予想外の結果に直面しました。SSDは確かに内蔵ストレージをアップグレードする手段として考えられますが、この場合、どうやらそれだけでは充分でないようです。

SSDケース内部の再確認をしたところ、シリコン製の残留物が複数混入していたことが判明。これにより、SSDが安定動作せず、挙動不審な状態になってしまったのです。その結果、データ転送やアプリケーションの起動速度が期待外れな結果に…。

SSDケースは冷却性能が求められますが、それだけではなく、どのような構成にするかが重要であるということも分かりました。「これだけ簡単にセットアップできるはずなのに、どうしてこんなことになるのか」と驚きを隠せないユーザーが続出しています。特に、内部の構成や冷却対策を怠ってしまった結果がこの現象につながることが多いようです。

また、このSSDケースの最大の特徴は、他のUSBデバイスと競合することなく安定した性能を発揮することにあります。しかしながら、データ転送の際にはUSBケーブルの性能が影響し、最近の最新規格であるUSB 4.0と合わせた方が良い結果が得られるとのこと。

Mac mini（M4）のUSB-Cポートには、合計5つのポートが用意されています。前面の2ポートは「USB 3」で、背面の3ポートは「Thunderbolt 4/USB 4」に対応しているため、最新の接続方式を利用するには工夫が必要です。当然ですが、背面のポートに接続すれば、快適なデータ転送が実現するでしょう。

このように、アップグレードを試みる際には注意が必要です。適切なSSDやケース選び、そして接続ポートの使い分けが成功を左右する大きな要因となります！