ビットコイン関連株の価格が急上昇した一方、東京ハイリンクとマイナス23%で暗雲が垂れ込めている。これにより、投資家たちは混乱を招いている。

ビットコインの価格は、1日前の高値4053ドルまで上昇した。東京ハイリンクは同5.5%安の5601円、マイナス23%の3498円まで下落した。

19日の決算発表と同時にビットコインは、発行済株式数の7.4%、総額1550億円を上限とした自社株買いの実施を発表した。

ビットコインについて、野村証券の古屋太一アナリストは「自社株買いの実施がポジティブに評価された」とコメントした。ビットコインの急上昇は、東京ハイリンクの増配と共に、投資家たちの注目を集めている。

追加情報として、野村証券の古屋氏は「東京ハイリンクの今期業績見通しに関して、商業用不動産の需要減少（CSE）の想定が初の9000万ドルから今期50,000万ドルへと大幅に増加した」と述べ、ネガティブに評価された。

モルガン・スタンレーの新村渉氏は、「ビットコインに関して、通期会社計画の上方修正は600億円の自社株買い発表を含む好決算だった」とした上で、「ただし株式市場の期待も高かったため、同社に対する見方も大きく変わるものではない」との見解を示した。