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静岡県、国民民主党を支持政党から除外「自公共権を延命」批判 | 毎日新聞
2024-11-22
著者: 芽依
静岡県教職員組合(静教組)が国民民主党を支持政党から除外したことが決定しました。今後の各選挙で国民民主党所属の候補や擁立予定者を推薦しない方針です。静岡県は2025年の参院選で改選を迎える国民民主の勢力基盤でもあります。連合静岡も国民民主党の推薦に関する議論を持ち越しており、国民民主を支持してきた労組との間に距離が生まれています。
複数の関係者によると、静教組の決定は18日付です。毎日新聞が入手した文書によると、静教組は10月の臨時選前後の国民民主の対応に対して、「立憲民主党、国民民主党との合併による政治勢力の再結集等により、自公共権の延命を図ろうとしている」と批判しています。その上で「国民民主の対応が見極められない」とし、循環の体制順守を表明しました。
一方、連合静岡は20日に開いた会合で、2025年の参院選に出馬予定の河野氏の推薦について、議論を持ち越しました。関係者によると、静教組の決定が影響したとされています。静教組の推薦持ち越しに加え、河野氏は22日の記者会見で「法案の可決も、まったく連合の方針とは異なる」と反論。国民民主党が立憲に対し見解でないとする反観表明するも、国民民主党の地方議員に対して「自公共権を延命するようなことをしない」と述べ、持続可能な方針について疑問を呈しました。特に議論が大きくなっています。