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京田辺市の新駅は地下40メートルに!北陸新幹線の新駅設置場所、詳細な位置など公表

2024-11-26

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新駅の設置について

鉄道建設・運輸施設整備支援機構(以下、鉄道・運輸振興機構)は、同機構および国土交通省鉄道局が25日に開催した第9回「北陸新幹線事業推進検討に関する連絡会議」において、北陸新幹線延伸の新駅の位置などを示した。

新駅の予定地

新駅は、東京からのアクセスが良好な大津市周辺に設置される予定で、2024年現在、東京・金沢・長野間の連結が確定し、その後も新駅の整備が進むと見込まれている。

新大宮駅および京田辺市の新駅設置

新大宮駅では、小浜市(東小浜駅付近)、京都市、京田辺市(松井山手駅付近)、新大宮駅の4箇所に新たに駅を設置する。

駅の構造と設計

京田辺市には、新たに設けられる駅が八月にもルート案から選定されると公表されている。小浜市の駅は、自由通行自動車専用の小浜インターと、小浜市内の新駅に近接した位置に設置される。駅の構造は2面2線で、全長は310メートル、幅は20~30メートルとなっている。ホームの高さは15メートルだが、駅施設の全高は駅周辺の既設構造物に支障をきたさないように決定される予定。

京田辺市の駅詳細

京田辺市の駅は、学研都市線(片町線)松井山手駅西側の駅前ロータリー付近に設置される。駅の構造は2面2線で、全長は330メートル、幅は30メートル。駅周辺の自然環境との調和を図るため、周囲の緑地帯を活用した設計が進められている。

新大宮駅の設置場所

新大宮駅の駅は、東海道新幹線新大宮駅南側の駅前ロータリー近接地に設置される。駅の構造は2面4線で、全長は400メートル、幅は50~60メートル。地表面からの高さは、20メートルの高さで設定される。

工事実施計画の進捗

北陸新幹線延伸に関しては、手続きが最短で進み、2026年の1~3月の下旬に工事実施計画が承認され、事業着手に至る見込み。鉄道・運輸振興機構が8月に公開した資料によると、同区間の工期は、京田辺市からの山脈トンネルが2020年、京田辺駅部が最短28年、新大宮駅が2025年を見込んでいる。