九州では、昨日2日から一気に気温が下がり秋らしい気候が感じられていますが、今週末は再び蒸し暑さが戻る見込みです。来週の初めには、最初の雨の後に秋の澄んだ空気が流れ、この時季らしい気温になりそうです。これから先も、大きな気温の変化が予想されます。

九州南部にかけては、3日には秋雨前線が九州のすぐ南海上まで南下します。九州は前線の北側の雲に覆われて、各地で雨が降るでしょう。この後、午後も雲に覆われて時折雨が降る見込みです。

北から涼しい空気が流れ込むと同時に、最高気温は九州北部で23度前後、九州南部では26度か27度と、平年を下回るところが多くなります。沿岸部では北よりの風がやや強く、豪雨や高波にご注意ください。

来週の雨の後、季節が前進する

明日4日(金)は秋雨前線が九州付近を通過するため、曇りや雨の天気が続きそうです。週末は九州付近では秋雨前線が不明瞭になり、日差しが出やすくなるでしょう。最高気温は30度以上の真夏日になるところも多く、湿気も増す予報です。この時期、熱中症対策をしっかり行う必要があります。

来週7日（月）には秋雨前線が九州に現れ、8日（火）にかけて九州を南下する見込みです。この前線が南下した後、秋の澄んだ空気が流れ込むでしょう。9日（水）以降は大陸からの高気圧の影響で、気温がさらに下がり、過ごしやすい季節に変わっていくでしょう。

また、来週初めの雨の後は、季節が進むとともに、気温の変化が大きくなる見込みです。天候や気温に合わせて服装の調整を行っていかねばなりません。

最新の気象情報(気象予報士)

関西 4日にかけて雨の予報が続いて、すでに発達した雨雲が通過中

今月3日 東海～四国は大雨のため警報が出ています。今後も強風にご注意ください。

気象情報は高温に対し計画的に行動しましょう。特に外出時は十分な水分補給をお忘れなく!