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JRA、調整ルームにスマホ持ち込みを2騎手を騎乗停止に 通信の事実確認

2024-10-08

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日本中央競馬会(JRA)は7日、騎手の永野猛彦(22)と小林勝太(21)が8日から騎乗停止となることを発表しました。永野騎手は5・16日に東京競馬場、小林騎手は永野騎手への調整のため9月27日に美浦トレーニングセンターを訪れていた事実が確認されています。

また、2人は8日に川崎競馬場で行われるYJSトライアルに騎乗予定でしたが、騎乗ができなくなりました。スマホ持ち込みで騎乗停止となる件は近年の連続した事例であり、今年7月には水澤元騎手(22)が来年2月末まで7カ月間の騎乗停止処分を受けています。

スマホ持ち込みの件は3月2日から5月26日までの間、調整ルームにおいて頻繁に行われていたことが判明しました。また5月25日にはトレセンの調整ルームで他者との電話、通信を行っていたことも確認されています。その上、予備ロッカーにケイスの身を保つ仮装工作を行っていたことも考慮され、JRAは重大な非行があったと認定しています。

これにより、競馬界全体への影響が懸念される事態となっており、JRAは今後の対応策や厳正な処分についても発表する予定です。違反を防ぐため、関係者の管理体制の強化が求められることでしょう。騎士たちが健全なプレーを維持できる環境を作るためのさらなる取り組みが必要です。