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JR東海が夢見たN700Sは実現するのか?「テキサス州高速鉄道」への支援金投入が決定!

2025-04-16

著者: 健二

テキサス州に新たな高速鉄道が実現?

アメリカ運輸省のショーン・P・ダフィー長官は、現地時間14日、テキサス州高速鉄道への支援金を投入することを発表しました。この高速鉄道は、テキサス州のダラス~ヒューストン間を結ぶ385キロのルートで、初の時速300キロを実現するものです。

日本技術が活かされる新しい鉄道路線

テキサス州高速鉄道は、韓国の技術を基にしたプロジェクトですが、JR東海もN700Sの一部技術を提供します。これにより、日本の新幹線の高度な技術がアメリカで利用されることになります。高速鉄道がフル稼働するまでの所要時間は約90分と算出されています。

国土交通省がバックアップ!

当初は民間事業として進められていましたが、費用の増加に伴い、連邦政府が支援することになりました。現在、アメリカ運輸省の予算コストは400億ドル(約5兆円)を超えており、「建設は非現実的で、投資者にとってリスクの高い事業とされている」との説明もあります。

JR東海の参加も期待される!

アメリカの高速鉄道プロジェクトに対して、出資を考える企業の1つに、JR東海が浮上しています。これにより、アメリカ国内でも日本の新幹線技術が展開される可能性があり、鉄道旅行者にとって一大キャッチです。

環境への配慮も不可欠

現在、アメリカの多くの鉄道が老朽化している一方、新しい列車の導入が求められています。新しい鉄道路線の建設に加えて、既存のサービスの改善にも投資が必要とされており、持続可能な未来に向けた環境への配慮がポイントとなっています。

夢のN700Sはアメリカで実現するのか?

ダフィー長官は、「公共部門がこのプロジェクトによって実現可能であるなら、アメリカの鉄道事情は大きく変わるかもしれない」と期待感を示しています。日本の鉄道技術がアメリカに広まり、夢のN700Sが実現する日は近いのかもしれません。期待を胸に抱きつつ、動向を見守る必要があります。