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巨大バルーン誤って上空に放出、落下の恐れ、注意喚起:姫路市のライトアップ準備中

2024-11-27

著者: 結衣

姫路市本町で行われているライトアップイベント「姫路水月」に関連する大規模バルーンが、17日午後4時頃にスタッフが設置中に誤って上空に放出されてしまった。上空数千メートルに達したバルーンは、その後、地上に落下する恐れがあるとして主催者側が注意を呼びかけている。

主催する姫路観光コンベンションビューローは「落下する可能性が高いので、周辺の道路や交通機関に注意してください」とのコメントを発表した。

バルーンは直径12・3メートルのウレタン製で、発光ダイオード(LED)を内蔵し、ロープや金具も付いており、総重量は約130キロに達する。落下時の影響を考慮し、広い範囲にわたる避難指示が出されている。

バルーンの内部ガスは無毒・非可燃性であるため、落下した場合でも直接的な危険は報告されていないが、「もし落下した場合、巻き込まれる可能性が高い」という警戒が強まっている。

同イベントは11月12日から14日の毎晩行われ、数十個のライトアップバルーンが夜空に浮かぶ予定である。落下したバルーンについては、無事に回収される見込みだが、観客や周辺住民には十分な安全対策が求められる。バルーンが落下する場合にはパトカーや救急車が事前に周囲の交通整理を行っている。

「今日は特に安全対策を万全にして、多くのお客様に楽しんでいただけるよう最善を尽くします」と主催者は述べ、安心してイベントを楽しんでもらうよう呼びかけている。