テクノロジー

カメラがアップで「スマホ感情」に。ソニーがやってくれました

2025-03-18

著者: 蒼太

スマホ時代でもカメラは楽しい。しかし、ここだけは不満。

ミラーレスや人間味が再燃しているコンデジなんか、カメラは相変わらず盛り上がっている分野です。やっぱり写真を撮る時間は最高潮に楽しい。カメラを操作する喜びや、スマホとは違う描写力、さらにSNSでの写真や動画の重要性がどんどん増しているのも大きなポイントです。

ですが、その一方で「ここだけはどうにかなりませんか?」という不満もあります。

それは「写真の取り込みやバックアップの面倒くささ」です。

特に、SDなどのメモリーカードをいちいち抜き出して、カメラリーダーに接続して、PCにコピーして……といったプロセスには、あんまり情緒がないんですね。ファイルを現像に出して、手上がりを待つくらいまでいくと、それはそれで楽しみの一つになりますが、デジタルカメラの取り込みはシンプルに「面倒」です。

さて。もうお疲れかと思いますが、ソニーがそんな小さくて大きなストレスを解消してくれました。

さらに、カメラを接続しなくてもいいんです。クリエイターズアプリの新機能「カメラダイレクト」です。

「Creators’ App」は、もともとはカメラ内の写真をスマホに取り込んだり、リモート撮影したりといった機能が中心のアプリでしたが、最新のアップデートで、対象カメラが直接クラウドに写真や動画をアップロードする「カメラダイレクト」機能が追加されたんです。

これまでの常識だと、『カメラ → スマホ → クラウド』のステップが必要でした。しかし、今やカメラから直接クラウドに写真や動画をアップロードできるようになり、すごく便利。

この新機能によって、クリエイティブな活動やコラボレーションが一層スムーズになります。

例えば、カメラを使って撮影した直後に、そのままクラウドに転送。これで、YouTubeやInstagram、その他のSNSにすぐにシェアすることが可能になります。また、撮影したデータはラボにワンクリックで送信できるため、作品のブラッシュアップも簡単です。

クリエイターには欠かせない機能となるでしょう。なぜなら、ただ写真を撮るだけではなく、その後のプロセスもスムーズで楽しくなるからです。これまで考えられなかった使い方が成り立つことで、より多くの人たちがカメラを持ち歩き、活用するようになるでしょう。

これによって、カメラライフが倍増する可能性が広がり、クリエイターたちの創造性がさらに高まることが期待されます。ほんの少しの進化がもたらす大きな影響は、私たちにとっても新たな喜びとなるはずです。