(C.N..) オーストラリアの急流でカヤックを楽しんでいた男性が、腕を失ってしまった。その状況下で長時間にわたり助けを待ち続け、最終的には病院に搬送されたことが明らかになった。地元警察が明らかにした。

救出されたのは今年の10月のこと。一人の外国人男性で、タスマニア州の州都ホバートにある病院に送られたが、重体とされている。

警察によれば、カヤックを楽しんでいた男性が急な流れに流され、腕が引き込まれたという。現場は国立公園の険しい地形で、流れの速い川ではカヤックやラフティングを楽しむ人々が多く訪れている。

12日の午後に男性のスマートフォンから緊急の通報があった。救助隊が派遣され、困難な状況を乗り越えて男性を発見したが、その時にはすでに人里離れた場所に流されており、救助作業は非常に困難だった。

救助隊は12日の夜から13日の午前中までかけて男性を救助し、彼は病院へ搬送されたが、腕は切断されており、その後の処置が非常に重要となっている。急流によって引き起こされる事故の危険性を考慮し、多くの活動者に注意が促されている。

地元警察の部門は、「今回の救出は非常に困難なものでした。男性の命を救うために何時間もかかりましたが、どのくらいの時間を要するかは予測できませんでした」と語っている。

合わせて、カヤックやラフティングを楽しむ際には、事前に必ず安全器具を着用し、事前情報を十分に確認することが非常に重要であるということを強調した。特に急流では流れの速さや急な地形に注意を払い、自己判断をすることが求められる。事故のリスクを軽減するために、十分な注意を払うことが必要だ。