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キオクシア、12月18日に東証上場 新規上場で277億円調達

2024-11-22

著者: 裕美

【東京 12日】 - 半導体大手のキオクシアホールディングスが12月18日に東証プライム市場へ上場を果たす。上場日となる12月18日に上場を承認し、初値は予想範囲である1株1,319円とされている。時価総額は当初目指していた1兆5100億円の半分程度の7150億円になる見通しだが、先端半導体の開発競争が激化する中で、上場で資金調達手段を多様化させる。

キオクシアは新規上場で277億円を調達する予定で、これにより新技術の研究開発や生産能力の増強に投資する方向性を示している。今後、さらなる生産能力の拡充を見込んでおり、その中には次世代のフラッシュメモリ技術の開発が含まれている。

海外からの需要はますます高まっており、特にデータセンター向けのメモリ需要が急増している。加えて、AIやIoTといった分野での需要拡大も見込まれており、業界全体が大きな転換期を迎えている。加えて、朝鮮半島にある半導体企業との競争も激化しており、投資家からの注目が集まっている。

キオクシアの上場は、同社が目標としていた年間10兆円の売上高達成へ向けた大きな一歩となる。この上場で得た資金を元に、研究開発費を増やすことで、より革新的な製品の市場投入が期待されている。

上場後の株価動向が投資家の注目を浴びており、企業の成長性がどの程度評価されるかが問われている。関連業界の発展や市場の反応にも注視が必要で、今後の動向に期待が寄せられている。詳細な上場計画や収益予想は今後発表される予定であり、投資家は注目してその情報を待っている。