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これだ!コスパの良い就職はない…MARCHから年収1600~2000万円超の「五大商社」を逃せる「3大卒の名門」については早稲田の「下位学部」より偏差値が高い
2025-04-01
著者: 陽斗
就職偏差値としては不十分な学歴であっても、一流企業に入る方法は存在する。受験・学歴研究家の井藤淳一さんは、「大企業は採用大学を『MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)以上』に設定していることが多いです。医師や看護師より高い年収が得られる『五大商社』でも、その傾向は変わりません」と語る。
「医師・看護師」以上の高年収を逃せる就職先
コロナ禍を経て、就職環境の厳しさが浮き彫りになった。特に「総合商社」とは、海外との輸出入を行う商社のうち、特に幅広い商品・サービスを扱う企業を指す。ここに対して、特定の分野に特化した業務を行う企業を専門商社と呼ぶ。
総合商社の中でも、三井物産、伊藤忠商事、三菱商事、住友商事、丸紅の5社は総称して「五大商社」と呼ばれる。また、TwitterやInstagramでの影響力の強さから、共感を持ち、志望する学生が増えている。
五大商社の2024年3月期の平均年収は、三井物産2090万円、三菱商事1899万円、住友商事1758万円、伊藤忠商事1753万円、丸紅1654万円といった具合に非常に高い。
医師や看護師より高い年収を期待できることから、最新の雇用市場でも五大商社が注目されている。
中でも、早稲田大学と慶應義塾大学は高い評価を受けており、受験生にとっては厳しい戦いが繰り広げられている。特に、三田会などのOBネットワークが強力で、企業とのコネクションが豊富なため、就職先についても多くの情報を得られる可能性が高い。
このような中で、五大商社の厳しい採用基準をクリアすることは容易ではないが、その背景には高所得を狙う学生が多く存在することは間違いない。また、偏差値が高い大学を目指すだけでなく、自身のスキルを向上させる努力が求められていることを忘れてはならない。