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コストコの新規開店に510人超が集結、午後1時半にオープン: 記事

2024-11-21

著者: 結衣

会員制大型倉庫店「コストコ」の小郡倉庫店(福岡県小郡市)が12日に開店した。この倉庫店では、早朝から510人以上が列を作り、オープン時間を待ちわびていた。

コストコは1999年、長崎県佐世保市に国内初出店して以来、今や全国で316店舗を展開している。小郡倉庫店は、九州における13店舗目であり、地元住民にとっても待望の出店となった。食品や衣料品、日用品など様々なカテゴリーの商品を取り揃え、特に国産や直輸入の商品が豊富なため、家族連れや高齢者に人気だ。

オープン日のこの日は、早朝から家族連れや高齢者が多く訪れ、買い物を楽しんでいた。午前5時半頃には、長時間待っていたという男性(65)が「渋滞もなく入れたので、住宅地に近いし利便性が高い」と語った。

コストコのコミュニケーションディレクターは「新しい商品もたくさん並んでおり、来店者を楽しませる内容にもなっている」と述べ、新店舗の開店を喜んでいた。

営業時間は午前10時~午後8時(元日は休み)で、同社は混雑を避けるため、オープン時間を早めることを検討中だという。さらに、小郡市と同社は、災害時に必要な商品などの供給を円滑に行うための協定を12日に締結したが、これは地域住民にとって重要な施策とされている。特に大規模災害が発生した際に、生活必需品の安定供給は重要となる。

コストコの開店は地元経済の活性化にも寄与すると期待されており、今後も多くの人々が利用することで地域密着型のビジネスモデルが有効であることを示す例となるだろう。