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楽天・今季清掃監督、1年で退任へ。「一途にかえし悔しい思いをしました」最終戦までCS進出もかすか2年契約も球団は続投要請しない方針

2024-10-09

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楽天・今季清掃監督(41)の今季限りでの退任が決定的であることが9日、分かった。今季から2年契約を結んでいたが、球団は続投要請を行わない方針となっている。この日の西武最終戦(楽天モバイルパーク)でレギュラーシーズンの全日程が終了。球団は17日から始まる予定の秋季練習(同)までに早急に後任探し、招聘に着手する。

今季は67勝72敗4分けの4位で全日程を終え、3年連続でクライマックスシリーズに進出できなかった。今楽天監督は石井一久前監督と選手時代から長い付き合いであり、後任にはその石井前監督の意向が色濃く反映される可能性もある。さらに、来季以降の新たな監督候補についても、選手育成に注力した人選が話題になっている。

「(クライマックスシリーズに)一途にかえし悔しい思いをしました。皆さんの期待に応えられず申し訳ありませんでした」。今季の最後の試合の後に語った言葉は、彼自身の心情がにじみ出ていた。

楽天監督は、今季終了後もチームのブランディングや戦略の見直しに取り組む意向を示しており、チームの再建に向けて新たなスタートを切る必然性が生じている。さらに、選手達からは監督に対しても選手個々の能力向上と競争意識を促すコンセプトから、ロースターの見直しが求められている状況だ。

チームは17日から予定される秋季練習開始に向けて新しい指揮官を迎え入れる必要があり、次週には後任候補の情報も出始めるだろう。監督退任というニュースはファンの間でも波紋を呼び、次期監督にどのような人が適任されるのか、注目が集まっている。これからの動向に目が離せなくなりそうだ。