LINEのアプリ更新によって、Androidスマートフォンやタブレットで「サブ端末」として利用できるようになりました。これにより、メインスマートフォンと別のAndroid端末でも同じLINEアカウントを使用できるようになります。

サブ端末を使うには、対象のAndroid端末にLINEアプリをダウンロードし、起動後に「ログイン」を選択することが必要です。画面に表示された「サブ端末」を選び、QRコードをメイン端末で読み取ることで、サブ端末のLINE利用が開始されます。

この機能では、LINEアカウントの引き継ぎ、年齢認証、トーク履歴のバックアップ、スタンプや連絡先などの有償アイテムの購入、テーマの設定などは利用できません。これらの機能を使用するには、メイン端末での操作が必要となります。

また、Android向けに提供されていた軽量版「LINE Lite」も2022年2月末でサービスを終了しました。現在は、同様の機能をLINE本体に集約した形となっています。この改良により、メインスマートフォンとAndroid端末1台、PC1台、iPad1台まで同時にログインできるようになりました。

一方で、iPhoneはメイン端末のみに制限されるため、「なぜiPhoneをサブ端末として使用できないのか？」といった疑問の声も上がっています。このような制限に不満を持つユーザーもいるようです。今後のアップデートに期待が寄せられています。