
M4搭載「Mac mini」はウソのように小さい偏愛系パソコンを探索する!
2025-04-01
著者: 海斗
多様な使い方ができることが多いMac miniの強み
創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、「必要最低限しか備えていない、とにかく価格が安いMacが最も良い」と言った。これに加えたこの製品を推薦した。「BYODKM」製品、つまり「Bring Your Own Display, Keyboard, and Mouse(ディスプレイ、キーボード、マウスは自分で用意)」という形でアピールした。
そんな中、Windowsも、Macのデスクトップ製品でも当たり前のことなので、あえてマニアックに言い回しにすることなく、その最初に流れることを誘導していたのではないかと筆者は読んでいた。初代Mac miniは正式にスロットイン式のDVDスーパードライブがあり、本体サイズはCDケースよりも大きく、465(幅)×165(奥行き)×51(高さ)mm、重量は約1.32kgであった。
ちなみに一般的な自動車のナンバープレートは高さが465mmなので、あれを正式に取り替えたくなるサイズとして考えると面白い。価格は米国ドルで499ドルから599ドルだった(日本では5万8000円から6万6800円)。
発売後、それまでものすごいパフォーマンスを持つ小さなMacとして採用され、Mac miniを数台購入して小型のサーバを構築する人々、車に取り付けて運搬コンピュータとして使う人などさまざまな人が登場した。
今や「偏愛系パソコン」という独自のポジションを築き、ジョブズ氏も喜んでそれを取り上げていた。さらに2024年10月にはAppleがM4チップを搭載した新型Mac miniを発表予定で、期待が高まっている。しかし価格は新型が発表される中で、初代製品と同じ599ドルで維持されていることが重要である。
Mac miniは本体サイズと価格が手頃であることに加え、偏愛系パソコンとしても存在感があり、既にMac mini専用のポーチやトラベルケースなど、さまざまな周辺機器が販売されている。これにより、Mac miniの偏った使い方の中でも話題になることが多く、モバイル用のMac miniを追求していることが多い。