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マイナンバーカードの運用初日、各地でトラブル続出…カードに情報記載できず・取り扱い不適合 : 読売新聞

2025-03-24

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マイナンバーカードの運用が始まった14日、各地でトラブルが相次いでいます。岩手県内では、運転免許証の一体化を図る「マイナンバーカード」に関する情報のシステム障害で、マイナンバーカードの一体化が行えない事例が発生しました。愛知県内でも多くの警察署で、マイナンバーカードの情報をカードに記載できない状況が見られました。

神奈川県内の警察署や運転免許証の一体化に関連するシステムでは、マイナンバーカードの住所変更などに関するトラブルが発生し、パスワードの入力ができなくなったり、約15時間後に全面復旧した模様です。

警察庁は14日、マイナンバーカードの情報を取得するアプリに不具合が見つかったと発表しました。アプリでは確認できるマイナンバーカードの画像に「普通自動二輪」と「大型自動二輪」が正しく表示されませんでした。また、スマートフォン用の不具合は解消され、同伴がパスポート用の修正を進めています。

さらに、これらのトラブルにより、一部の市町村ではマイナンバーカードの交付手続きの遅れが生じている状況も報告されています。また、批判の声も高まり、国の担当者は「十分な検証を行わなかった」との反省の弁を述べています。今後、国はシステムの安定性向上に向けた改善策を講じるとしています。