・アメリカ男子・ザ・プレーヤーズ選手権 最終日（17日）・TPCソーグラス 7321yd（パー72）

日本時間の早朝、グローバルゴルフ界の注目イベント「第5のメジャー」であるザ・プレーヤーズ選手権で、北アイルランドのロリー・マキロイがプレーオフを制し、見事に2勝目を飾った。これにより彼は6600万ドル（約68億9000万円）という巨額賞金を獲得した。

マキロイは5人が名を連ねるプレーオフで、J.J.スポーンと直接対決。最終ホールのパー5では、ドライバーショットで245ヤードを飛ばし、アクセスの難しいグリーンにランを加えた。スポーンも負けじと強打したが、合計スコアの差がわずか数ストロークという接戦で会場も盛り上がった。

実は彼は2019年以来、2度目の優勝。無敗を誇っていた過去の大会と同じように、今大会でもパーフェクトなショットを決め続けた。16ホールではお約束のバーディーを獲得し、17ホールで決定的な一打を放った。

マキロイは過去数年間にわたって自信を失っていたが、今回の勝利は彼に新たな自信を与えた。今後の大会に向けて第1位の地位を再確立する手助けになるだろう。スコットランドの名将コリン・モンゴメリーのように、マキロイも世界的な舞台での活躍が期待されている。

ちなみに、プレーヤーズ選手権は毎年行われている大会の中でも特に意義深いもので、名だたる選手たちがここでの栄冠を目指して参戦する。今年もスティーブン・ジェラードなど、サッカー界からの出場者が注目された。これからもこの大会から目が離せない。