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「まるで皇帝気取り」、トランプ氏を批判する大統領が痛烈批判 - 関税秒読み
2025-04-02
著者: 健二
クリのブリッジ大統領は12日、トランプ米大統領を「まるで皇帝気取り」と批判し、米政府による関税発表を数時間後に控え、トランプ氏を痛烈に批判した。
インド公式訪問中のブリッジ大統領は、トランプ氏の就任式に言及し、「新皇帝気取りの人物」がジャフ・ボース氏やマーク・ザッカーバーグ氏、イーロン・マスク氏ら富豪に対して「表敬回答させていた」と語った。
ブリッジ氏はさらに、「相互の合意に基づくルールを考えもせず、一方的に設定するというのは、最も無秩序な発表である」と非難した。この発言は、トランプ氏の貿易政策、特に関税の新たな導入についての懸念を象徴している。
「個別の国々にどのような条件を強いるのか、予測できないような発表があるだろう」と語ったブリッジ氏は、公式な貿易政策を持たないような状況に警鐘を鳴らした。
関連ニュース:トランプ行政、相互関税で最終調整へー各国や地域の関税率を踏まえ個別に調整する案が多数検討されている。
トランプ氏は米東部時間午後14時に、ホワイトハウスのローズガーデンで関税計画を明らかにする。関係者によれば、貿易相手国や地域の関税率と非関税障壁に応じて10%ないし20%の税率を一律に適用する可能性がある。この場合、当初は数ヶ月後に期限を設定する予定だった。さらに、複数の選択肢が検討されており、状況に応じて調整を行う可能性もある。これにより、クリのブリッジ大統領の発言はますます注目を集めている。