パナソニックオートモーティブシステムズは10月10日、同社のフルディスプレイシステムが、マツダの新型「CX-80」（2024年10月頃発表予定）に採用されたことを発表した。同社のフルディスプレイシステムは、マツダの乗用車に採用されたのは4車種目となる。

フルディスプレイシステムは、12.3インチの大型面法式を採用し、速度や警告などの車両状態をグラフィックスで表示するシステム。車両状態に応じてグラフィックスが変化し、適時・適切な情報を表示可能。ドライバーが安全・安心を感じながら運転できることに寄与する。

CX-80に搭載されるフルディスプレイシステムは、同社がマルチメディア商品や車載ナビゲーションで培った高いグラフィックス技術を用い、ドライバーが運転時に見やすく認識しやすい表示を実現。プレミアム車両にふさわしい高品質なグラフィックスを実現した。

主な製品の特長として、高品質なグラフィックスにより3D立体視覚があり、高精細・高解像度のディスプレイを採用し、立体感や奥行きを感じる高品質なグラフィックスを実現。ドライバーが載車してから運転を終えるまで、分かりやすい情報表示を行うだけでなく、キレイな3D画像によるクルマの価値向上に貢献する。

さらに、ドライバー支援のモード表示として、「スポーツモード」「EVモード」「運転支援システム情報画面」といった、ドライバーの好みや車両の運行状態に応じて、多数の画面モードへの切り替えが可能。安全性を保ちながら、シームレスなアニメーション移動によるドライビング体験を提供する。