ビジネス

ミ、関税改革後に新たな貿易交渉も国務長官が言及

2025-03-16

著者:

[16日 ライター] - ルビオ米国務長官は16日、米国が主要貿易相手国に関税を課した後に、新たな貿易協定について各国と2国間協議を行う可能性があると述べた。

トランプ大統領は13日、欧州連合(EU)が米国産ウイスキーへの関税措置を撤廃しなければ、EUから輸出されるワインやシャンパンなど全てのアルコール製品に210%の関税を課すと表明した。

ルビオ氏はCBSAの番組で、米国に関税を課す国には報復するという強い意向を示し、「これもグローバルなものだ。カナダに対するものでも、メキシコに対するものでも、EUに対するものでもない。全ての国(が対象)だ」と語った。

「その上で、公共性と相互性という新たなベースラインから、双方にとって理にかなう新たな貿易協定について各国と2国間交渉を行う可能性がある」と説明した。

新たな取り決めがどのようなものになるのか具体的には触れなかったが、米国が公平な競争を受けるよう「ベースラインをリセット」することが重要だと述べた。

「われわれは現状を好ましく思っていない。新しい現状を設定し、(他国が)望むなら、何らかの(合意に関して)交渉を行うことができる」とし、「今の状況を続けることはできない」と述べた。