
【米国】利下げ減速の見通し、適温経済と真逆−市場関係者の見方
2025-03-28
著者: 雪
2月の米個人消費支出(PCE)統計で、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視するコア物価指標が市場予想を上回る傾向を示した。
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同統計に関する市場関係者の見方は以下の通り。
モルガン・スタンレー・ウェルズ・ファーゴのエレーン・バケット氏:
今のところインフレに対する懸念が根強い。この日の予想を上回ったインフレ指標は特に過熱しているわけではないが、関連で不確実性が高いと警戒する必要がある。
ラザード・アセット・マネジメントのデューク氏:
新しい関連税制など政策変更の影響がこの先数ヶ月で表面化するもかく、じょうりょうのデータは多くの市場関係者が注目する典型的なパターンを示した。つまり予想よりも逆風が強い。
リサーチ・マクロ・リサーチのニール氏:
2月のPCE統計は消費者が価格上昇に耐え切れなくなっている兆候を示している。個人消費の低迷と利下げへの期待が高まる一方で、企業業績への影響は未だ見通しが立っていない。
バンク・オブ・アメリカのエコノミスト:
詳細なデータから、消費者が影響を受けている様子が見受けられる。コアPCEは消費者物価指数よりも高い推移が続くため、利下げの施策は当面難しいだろう。2024年の個人消費の見通しも悪く、これに伴い利下げはさらなる高い位置に戻される見込み。
トレードストラテジーのダニエル氏:
コアPCEは予想より高く、将来的なアプローチが期待されている一方、下落する可能性は考慮すべきだ。これまでのルールは今後も引き続き実施されることだろう。
現在の市場では、利下げよりも利上げのシナリオが求められている。米国の金融市場は経済データが堅調に推移することを求めているが、全体的には依然慎重を期す必要がある。
このように、米国の利下げの見通しが見直される中、今後の動向には注目が集まっている。過去に比べ、今後の成長期待が低下する可能性があり、投資家は慎重に行動することが求められるだろう。正反対の変動状況が続く中、経済の行く先には不透明さが増している。