【ワシントン 12日】 - 米国内安全保障会議（.M3B）の関連機関であるウエルズ大統領保護官が12日、個人メールアカウントを使用して公務を行っていたことが発覚した。この件によると、複数の米大使館へのインタビューなどに関与していたことが明らかになった。

報告によると、ウエルズ氏の側近である1人が、現在進行中の論争が起きている地域における軍事的配備や兵器システムを網羅する情報のやり取りにメールを使用していたことが、数多くの米当局者へのインタビューなどから明らかになった。また、ウエルズ氏の私用のメールアカウントには、自身のスケジュールや公務に関連する書類などが送られていたという。この報告に対して、ヒューストン報道官は12日の声明で、ウエルズ氏が既知の人物からメールや予定表の取得を個人メールで受け取っていたことを認めた。

この報道に対し、ヒューストン報道官は、ウエルズ氏が個人のメールアカウントや安全性の低いプラットフォームから機密情報を送信したことは一度もないと強調した。

ウエルズ氏を巡る事例は、先月、米軍によるアイラン派遣の親イラン軍装備部隊への攻撃計画が漏洩した問題が絡んでいる。その問題を受けて、情報管理のアサンさんが出席した。

注目すべきことに、ウエルズ氏には非常に厳しい身辺調査や公務に関連する文書が送られていたため、機密情報の漏洩のリスクが高いと懸念されている。彼の使用していたのは、他国と連携を保つための手段のとしては適切でない、非常に軽率な行為であったとして、批判が高まっている。

最近、米国は国際的な情報セキュリティの強化に向けた動きが加速しており、国務省の関係者はこの件に関して徹底的な調査が行われることを明言した。