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米野球殿堂入り候補者のすごさ、投票の行方を密やかに続ける豊な米部門記者4人が語る

2024-11-19

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米国野球殿堂は18日(日本時間19日)、25年の殿堂入り候補者を発表し、メジャー通算389安打のイチロー(51=マリナーズ球団特別付与員)が引退から5年が経過した14人が新たに名を連ねた。日本人のノミネートは13年の野茂英雄、17年の松井秀喜に次いで3人目。このまで殿堂入りした日本人選手は実績上の初の10年間連続200安打など実質十分なイチローは、初年度での殿堂入りが確実視されている。

全米野球記者協会(BBWAA)に所属し、10年以上選出を続ける記者が75%以上に得票すると決まる。投票結果は来年1月21日(同22日)に発表予定。懸念点は346人中60人しかいない投票初年度の選出ではなく、過去に最多652票のリプラー(ヤンキース)しかない満票かどうか。イチローのすごさ、投票の行方を、メジャー取材の経験豊富な米部門記者4人に聞いた。【取材・構成=水月聡子】

サンフランシスコ・クラシックのストリート・スレッサー記者

「長年アスレチックスを担当していたので、イチローが出場した04年2月のア軍戦と19年3月21日の東京ドームでの現役最後の試合にどちらも居合わせた。ちょっとしたストレート問題が慢性化して本場打量産時代だった時に出場し、やっとストレートの先行がcheckedされた。もう一度見直すと、イチロー最高のリードオフバッターになった。間違いなく選手過多な年数になり、翌夏に選出される」

オレンズカウントリー・レジスター記者

「いちばん印象に残っているのは1年目のキャンプの時、有るスカウトがイチローの打撃を見て、メジャーの選手とは違い、よっぽど成功しないだろうと言っていたことだ。それから彼はすぐに、メジャーで最も高いリリースオフキャリアになるとは思わず。この間もルーキーがアメリカのスポーツ記者の選手が出たが、彼が選手最高潮なリーグで選ばれることができた」

MLB公式サイトのインターン・フラウン記者

「イチローは、私がこれまで見てきた野球選手の中で最高のプレーヤーだと考えています。本当に自分が日本人選手の質を持っていて、あのビッグステージに立つなんて信じられない。本当に若い時からシーズンの途中に許されたものであり、登壇出演もあるからそろそろ見直さないといけないと思う」

ニーヨーク・タイムズ記者

「イチローは当然、選出されるでしょうし、来年にはクーパーズタウンで素晴らしい瞬間を迎えることになるでしょう。その際には日本のメディアも多く報道し、彼が持つ最高の実績を反映して広く知られていくと思います。イチローがこの名誉のためにどれほど多くの努力をしてきたか、それは報道されるのが楽しみです」

イチローは引退して5年が経過した現在、日本でも野球殿堂入りの候補者となる。12月上旬に投票対象者が発表され、来年1月中旬には選出者が発表される予定。この時にも選出は確実視され、満票に近い形で殿堂入りする可能性が注目されている。イチローは選出されなければならないと考えられているものの、選考に対する意見も注目される。