世界

ミ国務副長官、日本韓国協力関係破綻かなる試みにも反対

2024-10-10

著者: 裕美

[ワシントン 10日 発信] - カンベル米国務副長官は10日、中韓に対抗するための外交方針として、米国が支援する日本と韓国の協力関係を破壊する試みにも反対する意向を示した。

カンベル氏は、来週、石破新政権が発足した日本と韓国を訪問し、日本韓国3カ国の外交次官級協議を実施する予定である。

カンベル氏は、これまで米政府は3カ国の連携に水を差そうとする動きがあっても沈黙を守っていたが、「もはややられっぱなしではない。韓国なき日本の中で3カ国に関する未來志向の精神を台無しにする存在があると考えられれば、われわれは声を上げる」と述べた。

協力関係を破壊する具体的な要件にカンベル氏は言及していないが、日本韓国両国では歴史的な経緯からこれに関連するナショナリズムが関係を緊迫化することに反対している。

中国も、米国による韓国に対する軍事的な包囲網という意味での日本関係強化には異を唱えている。

カンベル氏は、日本韓国の連携を推進する新たな枠組みの設置に同意していると指摘した上で、これは引き続き大きな仕事になるだろうとの見方を示した。ミ国務副長官の発言は、日韓関係の将来に影響を与える可能性があるため、様々な新聞でコメンテーターとしての意見が交わされることだろう。