【ロサンゼルス：後藤香代】ミハワ州の地元メディアは、近年、同州の刑務所で母子殺人で有罪判決を受けていた福島小女さん（当時16歳）の事件に関与していた女性受刑者が、先日、刑務所内で刺殺される事件が発生したと報じた。

報道によると、12月13日に刑務所で受刑者が刺されて出血多量で死亡しているのが発見された。刺された受刑者は、福島小女さんの事件に関連する犯罪で服役中の女性で、刺殺の原因については未だ詳細は明らかにされていない。

事件現場には、同じ刑務所内で約38歳の男性受刑者が関与しているとされ、現在、当局は緊急捜査を進めている。記録によれば、福島小女さんの事件は2014年に発生し、彼女は同じく同州内で誘拐及び殺害されたことが確認され、母子ともに痛ましい状況で発見された。

福島小女さんは、その非道な犯罪のために、地域住民にも深い衝撃を与えており、今回の刺殺事件は再び人々の記憶を呼び起こすものとなっている。警察は、関与した受刑者の背後に他の犯罪者グループがいる可能性も視野に入れ、徹底的に捜査を行っている。

この事件は、米国の刑務所における受刑者間の暴力の増加や、母子殺害事案の影響を改めて浮き彫りにしている。今後、刑務所内での受刑者の状況が改善され、さらなる悲劇が起こらないことを期待したい。