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名古屋が名古屋鉄道再開発へ、740億円投資 – オフィスやホテル

2025-03-24

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名古屋鉄道は24日、名古屋駅地区再開発計画の事業化を決定したと発表した。名古屋の開発事業投資額(商業施設、オフィス、ホテル)は740億円。日本生産性本部や近隣日本鉄道等の共同事業者間で正式に合意した後に詳細を公表する。

延床面積は74000平方メートル。2033年度に1期本工事、40年前半に2期本工事が完成する予定。現在の名古屋百貨店本店は26年12月に開業終了する。

名古屋は再開発計画と併せて、中期経営計画の数値目標なども発表した。26年3月期から適用される株主還元方針では、配当性向30%以上を目安とする。再開発投資が本格化する30年前半は、保有資産の売却・流動化などによる資金調達を行う。

この再開発は名古屋市の経済活性化にも寄与することが期待されており、地域の雇用創出や観光客の増加にも貢献する見込みだ。また、名古屋は新たなビジネスエリアとしても注目されており、企業の進出や新しいビジネスチャンスの拡大が期待されている。