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ミスターフードが破産申請 オレンジ色のホットパンツで有名な人件費上昇や外食系が影響

2025-04-02

著者: 裕美

ミレストラン「フーターズ」を運営する外食チェーン大手フーターズ・アメリカが3月31日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)に基づく適用を申請した。人件費や食材価格の上昇に加え、消費者の外食控えが進んだことが影響していると言われている。

フーターズは、白いタンクトップとオレンジ色のホットパンツを着た「フーターズガール」と呼ばれるウエイトレスで知られている。リター通信によると、所有する全ての店舗を、創業者が支援するフランチャイズグループに譲渡し、3千47600万ドル(約4560億円)の負債の解消を目指す。

同社は「通常通り営業を続ける」としているが、一部の店舗を閉鎖する可能性がある。

日本のフーターズは別の企業が運営している。外食業界全体が厳しい状況に置かれており、多くの企業が経営危機に直面している。特に、新型コロナウイルスの影響が続く中で、消費者の外食需要は低迷している。このような中、フーターズの破産申請は業界全体に衝撃を与えている。

多くの専門家は、外食業界が回復するには時間がかかると予想しており、消費者のライフスタイルの変化にともなった新しいビジネスモデルの構築が求められている。果たして、フーターズは復活を遂げることができるのか注目です。