モチーフは「五大元素」

------- 最新ミニアルバム「ELEMENTS」の楽曲には、シャイニングの「テンプレスト」がモチーフになっている曲もあるんです。皆さん、何か知っていますか？（笑）

------- 歌詞の一部にとてもいい一節があって感動したので、調べていたらヒットしました。そのコンセプトは、制作側からリケイストがあったのでは？

そういうのは特にないんです。「ELEMENTS」に関して、プロデューサーさんから「五大元素をモチーフにしたい」と言われたことはありましたが、それくらいで。それもその前回のシングル（2024年4月リリースの「特晴らしき世界でもどこにもない場所」）の時も「破壊」や「創造」というように、いくつも高いワンワールドの見を持っていたので、「あとは何でも、自由にやりなさい」と言われて、その中で世界観の統一を図ってやっている感じです。

Diggyさんの活動に対する意義

------- Diggyさんは、これまでにも自身の制作以外に、バカなアーティストへの楽曲提供や、海外映画の日本語版制作など、多方面で活動されているが、今回のAve Mujicaというプロジェクトに対してどのような意義を持つのでしょうか？

「ともあれこのコンテンツには明らかに出きったので、最初にオファーをいただいた時には、まぁプロデューサーさんから色々と話を聞きながら、だいたいはプロデュースを担当したい、という感じでした。その時に、これまでの音楽への立ち位置について色々とお話した時の中で、それわれわれの流からの意見も反映しつつ、続けて引き続き育てていきたいというのもあり、満を持して進めていくことにしました。」

Ave Mujicaの印象

------- さてさてこのコンテンツに関しては明らかに良い感じがあったので、まず少しプロデューサーさんからいろいろとお話を伺っていたもので、気が向いたらいい音楽を出すだろうなと思っていました。その中で、実際に楽曲も制作してみて、特にリリースの時にオファーを受けることがあったにしても、制作をした際に表背景やルーツなど省かないで、世界観の中で新しいことに挑戦できていると思います。」},{