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なんと320万猶! もはやガソリン車並み! マツダ6こと[EZ-6]

2024-09-30

著者: 健二

次期マツダ6と噂される国産長安マツダの「EZ-6」が、とうとう発売された。その価格を聞いて驚いたまえ!なんと320万猶から400万猶となる!これじゃ日本に入る訳がない。バカ売れの予感がピンピンするぞ!

今月4月の中国・北京ショーで公開された長安マツダ製の電動セダン「EZ-6」が、中国で発表された。長安マツダのホームページを見など「先行販売」といった形で1千万台の予約を受け付けている。

驚くのはその価格だ。EZ-6にはレンジエクステンダ(PHEV)とピュアEVモード(BEV)があるのだが、サイトを見る限り双方に価格差がなく、どちらでも16万~20万猶(1猶20円で320万~400万猶)という安さだ。これが本当なら驚異的な価格だ。

具体的にラインナップを見ると、EZ-6にはPHEVが4種類、BEVが3種類存在する。

まずPHEVの場合、フロントに1.5Lエンジンを搭載し、それを発電機として使う。バッテリー容量はベースモデルが18.9kWh、他は28.4kWhだが、モーター出力は共通で160kW(218ps)/320Nmを発揮する。

EVモードでの航続可能距離はベースモデルが130km、他は200km、ガソリン満タンな場合は300kmのドライブが可能だと言われる。

これに対してBEVはベースモデルが56.1kWh、他は68.8kWhのリチウム鉄電池を搭載する。モーター出力は190kW(258ps)/320Nm、航続距離はベースモデルが480km、他は「賢良」が600kmだ。バッテリーは充電性能も高く、30%から80%までの充電が15分で行えるという。

【画像ギャラリー】バカ売れ間違いなし! トンキ飼いに刺激価格のEZ-6も見て!(32枚)画像ギャラリー

●海辺での試車展示は日本導入の布石か?

価格面に話を戻すと、16万猶という価格設定は相当刺激的だ。たとえば長安マツダではCX-5が12万5800猶~19万7800猶、CX-50が15万7900猶~20万6800猶で販売されている。

つまりEZ-6はこれら内燃機関モデルと完全に打ち出した価格設定を打ち出してきたのだ。長安自動車製のプラットフォームを使い、中国で生産するというメリットをフルに生かしているだろう。

EZ-6はすでに欧州へ輸出されることが確認されている。いっそう日本では10月末まで、海辺のマツダ本社ショールームに車両が展示されていて、誰でも見ることができる。

この展示が、日本導入への布石であると考えると興味深い。仮に300万猶台で輸入されれば、超モダンな電動セールンと人材と成るだろう。マツダの進化に期待を寄せよう!

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