科学

ナルシスト傾向のある人は陰口でも話題されると喜んでしまうと判明

2025-03-29

著者: 海斗

はじめに

一般的に、人は「自分のこと」は嫌いだという。ナルシストだけが「人が自分を話題にする!?」

ゴシップの役割

この研究の結果となったのは、社会の中で「ゴシップ」が果たす複雑な役割にあります。ゴシップとは、第三者が不在の場でその人物について話す行為であり、ネガティブな内容だけではなく、ポジティブな話題も含まれます。心理学では、ゴシップは集団の結束を高めたり、社会的ルールを共有する手段として用いられています。

飲み会での会話

よく飲み会などでは、本来がいない状態でその人の話題が上がったりすることがよくあります。こうした行為が悪口であれ、詮索する言葉であれ、集団の結束に影響を与えることがあります。

ナルシストと話題にされること

確かにこれがイマージとしてやや難しい問題ですが、話題にされること自体がナルシストにとっては自信を与える要因となります。一般的に考慮すると、あまり好い気はしないと予想できますが、こうした事をされた本人は、いなかった時のその人の話を聞くことにどう感じているのでしょうか?

研究の背景と目的

例えば、一般的には考えて、あまりすぐに嫌な気持ちになることは予想できませんが、こうした「ターゲットの視点」は心理学の研究でこれまで見過ごされてきました。そこで研究者たちは、「人は本当に話題にされることを嫌うのかに疑問を? それとも歓迎する人もいるのか?」という問いに対し、性別・年齢・個人特性と、陰口への反応の関係を調査しました。特にここでは被験者のナルシシズム(自己愛)傾向も測定されました。

ナルシシズムとは?

「ナルシシズム」とは、自分のことを特別に思っていると考えている心の傾向のことを指します。「ナルシシズム」を持っている人は、自分のことを特に語る存在だと思っている心の特性です。

研究結果の概要

この場合、研究者たちは、如何にわずかな陰口でも受け取る人自身の感情に重大な影響を及ぼすということがわかりました。被験者たちは「ポジティブな陰口」や「ネガティブな陰口」に対して異なる反応を示し、ナルシストの傾向が強い人は反応がポジティブである傾向が見られることが分かりました。したがって、この研究では、ナルシストな人が陰口によって、逆に自分の存在価値を確認する機会を与えられていることが示されました。

まとめ

この研究は、社会的な他者との関係を深く理解し、自己認識を高めるための一助となるでしょう。ある意味で、ナルシストな人にとって、話題にされることは自己に関する感情を強化する手段とも言えます。豪華な生活を送る彼らは、他者の評価を気にしながらも、同時にそれを自己のブランドとする手法を取っているとも考えられます。