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なぜ撃ち落とせない!?「最強戦闘機」の驚天動地なミサイル搭載とは

2025-03-30

著者: 愛子

ミサイル空軍のF-22「ラプター」戦闘機は、高いストルス性を維持するためにミサイルなどの兵器を機内に格納します。一方、機外にミサイルを搭載することも可能ですが、この方法での運用は難しいことが分かっています。一体、どんなメリットがあるのでしょうか?

使用されることがほとんどないF-22の「激烈」兵器

F-22「ラプター」は、世界初の第五世代戦闘機として広く知られ、現在もその高い空戦能力においてアメリカ空軍の中核を成しています。「世界最強の戦闘機」とも呼ばれる同機の最大の特徴は、優れたストルス性と高い機動性にあります。加えて、ステルス性に関しては、レーダー反射断面積(RCS)を極限まで抑えるため、F-22では兵器搭載の全てを機内に格納するよう配慮されたユニット(兵器倉)を採用しています。

ここにAIM-120「アムラム」やAIM-9X「サイドワインダー」といった空対空ミサイルを格納することで、機体のレーダー反射を最小限に抑えつつ、高い戦闘能力を保持しています。

しかし、F-22には一般的にはあまり知られていない特殊な兵器搭載機能が存在します。それは、主翼下部に備えられた2か所(左翼合わせ4か所)の兵器搭載ステーションです。通常、F-22の設計思想からすれば、外部に兵器を持ち出して搭載するのはステルス性を損なうため避けたい手法です。実際、実戦部隊に配備されているF-22がミサイルを外部搭載している姿は、知っている限り一度もないと言えます。

しかし、この搭載ステーションはミサイルを搭載することができ、できないわけではありませんが、ミサイルを発射することは現在できません。

ミサイルを搭載できるのに発射が不可能という状態は、一見謎に思えますが、実際には重大な戦略的背景があります。それは、F-22が単独で遠距離展開したり、連続的な作戦行動を行ったりする可能性を考慮する必要があるからです。実戦部隊において、配備されているF-22がミサイルを外部搭載している姿は、一度も見られていません。

ただし、この搭載ステーションはF-22を搭載することができるとはいえ、ミサイルを発射することは困難となっています。この状態は、一見理解できないように思えるかもしれませんが、実際には特有の戦略的背景があります。