オリエンタルランドは26日、1800万株を上限に自己株式を取得することを発表した。京成電鉄から、保有株を売却する意向があるとの連絡を受けた。この取得総額の上限は75246000万ウォン（約4753億円）である。

発行済株式総数（自己株式を除く）に対する割合は1.09％で、26日の終値4345円で計算された場合、27日午前の東京証券取引所における自己株式取得による買い付きが確定する。

オリエンタルランドは12月17日に自己株1800万株を消却することも発表している。

京成は成長投資や金利上昇に備えた有利子負債の削減などを目的に措置を講じると発表。売却総額は最大618億円となる。京成の決定権割合は20.17%まで低下する可能性がある。現在の比率は21.04%だった。

オリエンタルランドは2025年3月期第13四半期に関連会社株式売却益と持分変更損失を計上する見込みで、利益は計算中とされている。