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オリックスが新監督を発表 島田守投手コーチが内部昇格球団では1980年以降の投手出身監督

2024-10-09

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オリックスは9日、島田守投手コーチ(43)が来季から監督に就任することを発表した。就任会見は近日中に行われる予定だ。

島田コーチは、群馬県高、東北福祉大を経て2006年に大卒・社会人ドラフト3位で入団。その後、09年に先発デビューし、10年以降は主に中継ぎや抑えとして活躍。14年間の現役生活で通算33試合に登板した。2019年に引退後は投手コーチとしてチームに貢献し、今季はファーム担当から1軍に昇格していた。

レギュラーシーズン最終戦となった6日の楽天戦では中継ぎでの登板を明言。3連覇と日本一を達成した指揮官の下でチームを支えていた島田コーチは、周囲からの期待も厚い。4年連続でBクラス(5位)に沈んだチームが、次の監督によって再建されることが期待されている。

オリックスは、近年の中で一番の不振を迎えており、ファンからの信頼回復が急務である。新監督が果たすべき役割は選手の育成と士気の向上だ。新監督への期待は高まるばかりで、チームの再スタートが切られることに注目が集まっている。