パチンコ動画像を無断投稿、ユーチューバーら逮捕 著作権法違反疑惑 | 毎日新聞

2025-04-08

著者: 陽斗

オンライン動画サイトでパチンコをする動画を無断で投稿していたとして、山口県警が8日、著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で3人を逮捕しました。

逮捕されたのは、岩国市北平の会社員、古川善樹容疑者(29)、名古屋市中区の会社員、成田真也容疑者(33)、同区の動画編集業、柴田翔太容疑者(33)です。彼らは、2023年8月から9月にかけて、海外のオンライン動画サービス「K8」に上がった国内のパチンコメーカー2社のパチンコ動画を無断で配信していた疑いが持たれています。警察は認否を明らかにしていません。

この事件に関連して、古川容疑者がユーチューバーとしても活動していることが判明しています。彼はパチンコ関連の動画を公開することで、相当な収入を得ていた模様であり、その影響力は大きかったとされています。

逮捕された2人も、コンテンツを公開するために様々な手段を講じており、トレンドに敏感に反応していました。警察は著作権の重要性について社会全体に対する啓発が必要だと語り、今後の法的措置を検討していると述べています。

パチンコファンの間では、そのような無断アップロードが問題視されており、国内メーカーの権利を守るためには何らかの対策が必要だと一致した意見があります。特に、デジタルコンテンツが広がる時代においては、著作権の保護がますます重要になっています。警察の取り組みが、同様の問題に対する抑止力となることが期待されています。事情を知る複数の関係者によると、今後もさらなる調査が行われる見込みです。