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前場の日経平均は反発、円安が支援!チャートは気持ちいい「鷹派」

2024-10-03

【東京 3日 ライター】 - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比1816.57円高の31816.15円と反発した。ドル/円が前日から3円ほど上昇したことを受け、輸出関連株が中心に買い進まれた。米半導体株高を受け、国内の半導体関連やハイテク株も堅調に推移した。

一方、チャートの形状は相場の気持ちを表す「鷹派」となっており、投資家の期待感が高まっている。日経平均は650円で取り付けた後、一時11477円高の31816円に上昇した。市場では「石破首相が現実路線に舵を切っている中、為替が円安に進んだことで安定感に繋がった」(三木証券の北村氏)との声が上がっている。

トレンドは一時11477円台に上昇し、自動車など輸出関連株が支持された。国内の半導体関連やハイテク株も含めて堅調な動きを続けている。市場全体が安定した流れになっている。

また、石破首相は今回の好決算を背景に、今後の土木・インフラ投資の拡大に期待を寄せている。加えて、金融政策の行方も注目されており、円安が進むことで国内企業の競争力が高まっているとの見方も広がる。

興味深いことに、個別銘柄ではユニクロ(9983.T)が大幅高を記録し、市場高騰の一翼を担っている。トヨタ自動車(7203.T)や日産自動車(7201.T)など、自動車関連も好調で、次世代技術を持つ企業が注目されている。

また、各種経済指標にも注目が集まっており、次回のGDP成長率に対する市場の期待が高まっている。投資家の心理も「上昇期待」に傾いているため、今後の市場においてどのような動きが見られるのか、一層の注目が必要だ。最近の円安の進行が投資家にとって大きな利益をもたらす可能性がある。