前澤友作氏が進める新事業の「株式会社プレス」は、11月20日から電気、ガス、モバイル通信、インターネット回線、ウォーターサーバー、フルーツ＆冷凍といった生活インフラ関連サービスを開始します。

「株式会社プレス」は「目指せ、国民総株主」をテーマに、日本国内における株式投資家の増加と、日本国内経済の活性化を目指しています。ZOZO創業者で実業家の前澤氏が立ち上げたサービスで、株主はサービス利用の対価として、株式を受け取る仕組みです。この仕組みによって、「電気代が株になる」「ガス代が株になる」「スマホ代が株になる」「生活費が株になる」といった体験を実現し、「国民総株主」を目指す方針です。

月々の利用料金に応じて、株式を付与する仕組みで、具体的には電気料金で10,000円分利用すると、株式が100株もらえ、1株1円で株式会社プレスの株と引き換えられます。証券口座などは不要で、利用者が受け取れる株は株式会社プレスの「未公開株」であり、受け取った株は販売できるようになる予定です。

このサービスは、一般の株主にも利用できるのが特徴で、プレス会員（月額500円）の2つの会員区分を用意し、プレス会員は株引換券の権利が2倍になります。

通常会員が電気を月10,000円分利用する場合、株引換券が100枚もらえ、家計に貢献するシステムとなっています。株引換券は株式でなく『割引券』に交換可能で、サービスの割引にも使えます。従って、利用者が受け取ることができる株は株式会社プレスの「未公開株」であり、受け取った株を販売できるようにするには、株式会社プレスが上場した後からになります。

また、株式会社プレスは配当金や利益の分配についても言及しており、ただのサービス提供にとどまらず、投資家にも魅力的なビジネスモデルを提供すると期待されています。