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秋山が鳴尾浜で引退スピーチ「僕のようなファームで頑張ってる選手ではダメ。1軍で優勝争いをしてる中で活躍してほしい」

2024-09-24

著者: 愛子

(ウエスタン・リーグ、鳴尾浜=25日、鳴尾浜)今季限りで現役を引退する秋山拓巳選手が鳴尾浜で引退スピーチを行い、ファンに感謝の意を伝えました。「まず始めに、このような場を設けていただき、鳴尾浜タイルカーの皆様には感謝しています。ありがとうございました」と秋山選手は語り、感慨深い様子でした。スピーチ後には引退セレモニーも行われ、先輩選手から花束を贈られるなど、感動の瞬間が広がりました。

秋山選手は、プロ入りから15年間一軍と二軍を行き来し、数々の試合での経験からファーム選手たちに向けて力強いメッセージを送りました。「今、ファームで頑張っている選手たちが目指すべきは、1軍での活躍です。環境や難しさはあると思いますが、挑戦し続けてほしい」と述べ、若い選手たちに夢を追いかける重要性を訴えました。

さらに、「僕自身、素晴らしい仲間と共に過ごし、たくさんの試合を経験できたことを誇りに思います。これからも自分の成長を諦めず、挑戦し続ける選手でいてほしい」と激励の言葉を贈りました。このように、秋山選手の思いはファームの選手たちに深く響きました。

今後の秋山選手の予定については特に明言はされていませんが、トレーニングやコーチングといった新たな役割に挑戦する可能性もあります。「現役を終えたとはいえ、野球に関わることができるチャンスがあれば、その中で新たな自分を見つけたい」と今後について語りました。

この引退スピーチは、ただの別れではなく、次世代への希望を感じさせる場となりました。秋山選手の15年間の現役生活は、多くのファンに愛され、今後の活躍にも期待が寄せられています。