日本ハム有原大恭投手（27）が4日、北ハード北広島市内の球団事務所で、今シーズンは最多勝利と最高勝率を獲得し、12冠に輝いたことを明かした。今季の成績は142勝を挙げ、118敗は8敗と歯止めをかけ、数字からもその強さがうかがえた。

開幕試合の先発で白星を掴むことができれば、20年ぶりの達成となる。さらに、この試合での勝利は「自信を持って投げられた」とコメントし、シーズンを通じた充実した心境を語った。

11月30日のファン感謝祭では新庄監督から来季の本拠地開幕投手に指名されたことが伝えられた。「今シーズンの最後の登板で、悔しい思いがあった。ホームの試合ではファンの声援を力にしてパフォーマンスを発揮したい」と述べ、新しいシーズンへの決意を新たにした。

オフのトレーニングについては、「全体的なパフォーマンス、スキルアップが目的です。そうすることで、来年に向けた準備を万全に整えたい」と計画を明かし、来季に向けた期待感を表現した。日本ハムは今後もファンの期待に応える選手の育成に力を入れていく方針。新たな挑戦が待っている。