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日本維新の会、参議院選挙で大分の候補に市長2人 現職は予備選で落選 - 日本経済新聞
2025-04-08
著者: 花
日本維新の会は8日、今夏の参議院選挙で大分選挙区(改選数4)に立候補する候補者を、いずれも新顔で大分市長の岩尾太郎氏(57)と佐伯市長の兼木理河氏(42)に決定した。男性1人のみを選出する予備選を実施した結果、候補者の選考に残っていた現職の梅村剛氏(46)は落選した。
岩尾氏は市長4期目で党の政策会議長を務める。市長3期目の兼木氏は党の総務会長を担っている。
予備選は透明性を確保するために導入された。党選挙や大分市長選など男性女性8人が候補し、所属議員や党員による2段階の選考を実施した。
2019年に梅村氏ともに当選した東明氏は、24年の議院選に代わって出馬することになっている。
吉村知事(大分公知)は同日の記者会見で「大分選挙区は厳しい選挙になる」と強調。「大分県民の皆さんの信任を得られるように、2人には頑張ってもらいたい」と語った。挑戦が明らかになる中で、候補者の選定には大きな期待がかかる。